018_特性

以下は、単なる一個人のわずかな経験から導き出した考えに過ぎない。

その点、あらかじめご承知置きのほどをお願いしたい。

それは、車の運転から垣間見えた女性の世界観のことだ。

いくつかの例をあげる。

1.いきなりの急発進ーその1

ガソリンスタンドでのこと。
給油を終えて、スルスルと発進を始めようとした時だった。
給油スタンドを隔てた左隣から車が急発進して来た。
すぐにブレーキを踏んで止めたから良かったものの、本当にヒヤッとした。
ラクションを鳴らすヒマもなかった。
多分お隣さんもこれから帰るところだったのだろう。
しかし、遮蔽物(しゃへいぶつ。ここではレギュラー、ハイオク、ディーゼルの給油口のあるホースがついているスタンド)があり視界が遮(さえぎ)られているのだから、道路からの喧騒もあるし、前後左右をしっかり確認してゆっくり発進してもらわないと困る。
危なくて仕方がない。
そのドライバーは中年の女性で、しかも、自分のしたことにあまり自覚がなかったようでボーとした顔をしていた。
正直、怒鳴りつけてやりたかったが、何とか我慢した。
いくら通常運転で注意していても、こんな低速走行を主としたガソリンスタンド内で、ぶつけられたらたまらないよ。
勘弁してほしい。
給油完了、自分の用が済んだからと、すぐに急発進をされたらかなわない。
周辺状況に注意を払ってから、動き出すようにして下さい。
頼むよ。

2.いきなりの急発進ーその2

これは地下駐車場でのこと。
かなり車が入っていて、大体 8 割以上は埋まっているような広い大型地下駐車場だった。
駐車場に入り、もちろん、ヘッドライト(前照灯)ライトをつけて、低速走行をしていた時だ。
ライトを消してある車が、進行方向左手側にズラッと並んでいた。
そこを通過している時に、いきなり 1 台の車が飛び出そうとしてきたのだ。
すぐにガクンと止めて事なきを得たが、これもかなりヒヤッとさせられた。
これもクラクションを鳴らす間もなかった。
こちらは、少しでも車の存在がわかるようにライトをヘッドライトをつけてゆっくり走っている。
こうした無灯火の車の群れの中から発進しようとすれば、自らの存在は近づきつつある車には、きわめてわかりにくいのだから、必ずヘッドライトをつけ、近づきつつある車に存在を気づかせようと、気を遣うべきだ。
また、いくら近づきつつある車が低速走行だとはいえ、急発進をされたら、危なくて仕方がない。
なぜ、周辺状況を注意深く確認した上で、ヘッドライトをつけてから、ゆっくりと発進しないのか。
非常に理解に苦しむ。
これは、おそらく 30 代前半と思われる女性だった。
罰(ばつ)が悪かったのか、こちらを見ようともしない。
ムカッとしたが、やはり、我慢して駐車場を出た。

これらの 2 つの事例(もう 1 つあるが長くなるので割愛する)から推測できることは、女性の世界観だ。

あくまでも自分が中心で、自分本位の行動をとりがちなのではないか、ということが推測できる。

自分の準備ができたら、即発進、という感じだったのではないか。

つまり。

周辺あっての自分ではなく、自分あっての周辺という意識なのではないか、ということだ。

だから、自分が準備 OK ならゴー、即発進となる。

おそらく、男性は、どんなに俺様主義の人でも、それなりの自分の不万能性(?)を理解していて、周辺あっての自分という意識で行動している。

男性の運転でヒヤッとしたのは、せめぎあいというか、意地の張り合いみたいになった時 ( 1 回) と相手の男性がきわめて強引で乱暴な運転をされた数回だけだ。

強引で乱暴な運転をする人は、大体、車体の動きからすぐにわかることが多い(車体言語?)ので、なるべくかかわらないように、近づかないように、意地を張らないように気をつけている。

という訳で、いきなりぶつけられそうになってヒヤッとしたのは、いずれも女性運転者で、男性運転者では今のところ、こうした経験はない。

ほんのわずかな経験だが、男性の世界観と女性の世界観の違いがあらわれているのかもしれない、と思った。

現代では考え難いのかもしれないが、女性には傾国の美女という言葉がある。

女性としての魅力で、国までをも傾ける。

最高権力者の男性の力が必要となる他力本願な部分はあるにせよ、とりあえずは自分の魅力をもってすれば、男の鼻面(はなづら)を引きずり回せるという不思議な感覚(?)があるのではないか?

女性には。

だから、自分は国(世界?)を掌中におさめることさえできる。

従って、男性を選べる立場にある、と。

こうした感覚があるから、男からするときわめて理解し難い、私は○○さんに抱かれたというマウントの取り方をする女性がいるのではないかな。

男性とのセックスを受け入れる、子供を産む、という 2 大要因を笠に着て、婚活などでお偉い面接官のように男性を選ぶだけではなくて、このような不思議な感覚(?)もあるのかもしれない。

そんなふうに思う。

しかし、フェミさんの言うようなこの 2 大要因(?) + α (上記の男性には理解し難い不思議な感覚)だけではないな、おそらくは。

というのも、確かマミ先生の動画の中にあったと思うのだが、女性は尊敬できる男性を好きになるとあったからだ。

形式的に、これを裏返せば、自分より年収なり、異性としての魅力なりが、自分より下位に位置すると捉えられる男性を受け入れない、受け付けない、ということになる。

どこで見たかは忘れたが、データによると、確か 9 割以上のほとんどがこうだった。

こうした特性も、男性を面接官のように選べると女性が考えている傾向に拍車をかけているかもしれないな。

しかし、それだけかな。

マミ先生のいうところの尊敬には、こうした稼ぎだけではなくて、人として信頼できる、人として敬(うやま)える意味合いも含んでいるんじゃないか。

全方位高水準。

いやあ、女性は難しい。

あらゆる要求水準がおしなべて高い傾向にあるのは、これらの理由もあるからなのかもしれないな。

男性よりちょっと欲が幅広く深いかな。

しかし、だからといって、女性全般がどうこうというのではない。

ただ、強いて言うなら、ああした 2 大要因を人質(?)にとって、男性を上から見下して、高圧的な面接官のように振る舞ったり、気に入らない男性をすぐに外すのは、不適切だということだ。

私達は、輪廻転生を通して、男性にもなり、女性にもなり、いずれの性も経験すること、そして、観音様が陰陽合体の絶対神であるところから、本体の神様の分け命としては中性と思われる。

肉体人間の男性として、また、女性として生まれた場合に、神様のお考えになった役割の中にその特色をつけたところがあり、これがあらわれているものと考えられるだけだ、と。

神様は、肉体人間を男女に分けて有性生殖で世代を引き継がせる形をお選びになったということは、男女ともに互いに尊重し合い、協力し合い、支え合って生きていくことを前提とされていると解釈できるからだ。

だから、どちらが優れている、というのではなくて、違う役割と特性をお与えになり、協力し合ってやっていくことを想定されている、と。

ただ、性別による、向き不向きな作業はあるのかもしれないけどね。

それまでの過去世の経緯も踏まえた上で、今回はどの性になるのか、どちらの性別の下で修行をしていくのかは、おそらく、守護の神霊さんがお決めになるのかもしれない(よくわからない)。

とにかく。

女性を従わせるべきだという主張だとか、男性を敵視する主張だとかは、神様のみ心には適(かな)わない、過去世から溜まっている真善美に悖る想いと行いの業想念のあらわれなのだから、世界平和の祈りと守護の神霊さんへの感謝行で、浄めてなくすように努めていくしかない、と思う。