035_儚い

この世は無常で、万物流転である(神様のみ心以外は)。

今は、ユーチューブのお陰で、テレビなどの時間や内容の制約なしに、かなりいろいろなものを楽しめるようになった。

私は男なので、雑誌などではなく、映像として声や振る舞い付きに、気軽に美しい女性を見れるようになったこともありがたいですね( AV ではありません。ごく普通の動画です)。

やはり、そこはかとなく美しい顔を見ていると、こちらまで、何となく気分が良くなる。

ただ、そうした美しさを見ていると、何となく、この美しさは、そんなに長続きはしないかもしれない、とふと思うことがある。

確かに美しいけれど、この一瞬一瞬をはかなく咲く可憐な花のような美しさでもあるのかもしれない、とふと感じることがあるのだ。

美し過ぎて、儚(はかな)いものかもしれない。自分でも理由がわからないが、何となくそんな気がするのである。

あまりに整い過ぎた彫りの深い濃いめの(濃くない人もいるけれど)目鼻立ちは、アンチエイジングというか、保つのが大変なんじゃないのかなとも思うこともある。

逆に、あまり起伏が強くないやさしめの顔立ちの方が、アンチエイジングでは有利なのかもしれないと思ったりもする。

ところで、私は、個人的な理由から名探偵ポワロの大ファンになったが、あの当時同時期にやっていたシャーロック・ホームズの冒険を見ていた時に、探偵役になる男の人にも、年齢的な旬があるのではないか、と感じたことがあった。

あまり、若すぎても渋味や貫禄がなくてダメだし、かなりのおじいちゃんでは、さすがにちょっとした立ち回りや、身のこなしが難しそうなので、中年を多少過ぎたくらいの年齢が、一番似合うように見えた。

その点、ホームズ役のジェレミー・ブレットさんや、ポワロ役のデヴィッド・スーシェさんは、ちょうどよかったのかもしれない(やや、ジェレミー・ブレットさんの方が年上だったかな?)。

若すぎても似合わないし、年齢が行き過ぎても似合わない、となまものではないけれど、やはり、旬の時期があるような気がした。