132_FRセダン2

前回 ( 131_FRセダン - おぶなより2 ) 、タクシーのクラウンコンフォートに絡めて、FR セダンのことを書いた。

特に、6 気筒ガソリンエンジン搭載車( L 型と V 型含む。水平対向型 6 気筒ガソリンエンジン搭載車と大排気量の V 型 8 気筒ガソリンエンジン搭載車には、残念ながら乗ったことがない)は、車種によって出足の良し悪しの違いはあるものの、おしなべて中速域からのエンジンフィールや加速がとても滑らかで、クォーンとかすかに聞こえる排気音も心地よかった。

燃料が LP ガスで 4 気筒エンジン搭載車 (タクシーの運転手さんのお話)のクラウンコンフォートも結構静かだったけどね。

カーブを曲がる時の重心の感じも、FR 車のほうが自然な感じに思えた。

FF 車の場合、カーブを曲がる時に、何となく重心が前方に引っ張られるというか、もっていかれる感じがしたことがあったからだ。

今の最新車は、FR 車も FF 車も大差ないのかもしれないが、何かそうした美点があまり評価の対象にならないような気がして、その意味でも、FR セダン(最近は特別なスポーツカー以外の FR 車は、大きくて高価なセダンが多かったので)の現状は何とも残念ですね。