041_願い

ある CD ショップで買い物をした時に、ワゴンセールで数百円で売られていたアイドルグループ(女性)の CD を 1 枚買った。

だいたい、20 才前後くらいの人達かな。

曲はクラシックと違い、相当にぎやか(ちょっとうるさいかもしれない)だけど、やっぱり元気がいいな。

日本語の発音の語尾も現代風に妙なクセをつけて歌っているけれど、とにかく、テンポがはやくて、元気がいい。

やっぱり、若さゆえの勢いが感じられる。

彼女達の歌声を聞いていると、多少なりとも元気をもらえる気がしたな。

歌詞はそれなりだけど、聞いていると、作曲と編曲はかなり大変なんだろうな、と思わされた。

もちろん、振り付けの人達も。

それでも、新品とはいえ、在庫処分の数年前の CD だったから、もうすでに、グループのメンバーも次から次へと、人が卒業して入れかわってしまっているんだろうな。

前に、女優さんや、アイドル歌手さんが、霊性の開発に目覚めるのはいつのことやら、と書いたけれど、あれを聞いたら、あれはあれで、アリだな、彼女達も勝ち上がり、残るのは容易ではないのだから、短い時間に思う存分、自分の可能性を試して、霊性を著しく損なわない範囲で楽しむ(高潔を保つのは至難の技のような環境だから無理だろうけど)のもいいかもしれないな、と思わされた。

若い時は一度しかないし、やるだけやれば、悔いも残りにくいだろうから。

やっぱり、若い異性は何となくまわりに活力を与える力をもっているような気がしたな。

たとえ、芸能界にどんなにドロドロした裏事情があったとしても、それはよく考えれば誰にでもわかること。

それを承知で飛び込んでいくのだから、そこから先は自分の責任。

あらゆることを感謝して、ささやかな幸せを望むか、それとも、霊性(神性)に多大な犠牲を払ってでも、一大勝負に打って出るかは、本人が決めること。

彼女達の先々に幸せがあり、その天命がまっとうされることを、願い、祈っている。