022_不条理2

前回 ( 021_不条理 - おぶなより2 ) の続き。

仮に、霊性や輪廻転生を認めるにしても、
来世以降に
悪い因縁の報いを被ることを考え、
真善美に悖る想いと行いの業想念を避けるにしても、
来世以降なんて、
どうせその時にならなければわからないんだし(今から来世以降にどんな人生が繰り広げられるのかはわからないから)、
おまけに、
来世以降からみた過去世の記憶はないのだから、
いわば別人みたいなものではないか、
ならば、
わざわざ、悪い報いを避けなくてもいいのではないか、
その来世以降の時点では、過去世の記憶は消されていて、
どうせ、
過去世で何があったかなんてわからずに、この世に生まれてくるんだから、
と考える人がいても、
まあ、無理はないだろう。

しかし、
私は自分の力ではどうなもならない、
いわば、不可抗力という不幸、
嫌でも味わわざるを得ない、
我慢せざるを得ない、
受け入れざるを得ない、
ものをいくつも味わっている。

だから、来世以降に、
何の誰がしとして、
何もわからずにこの世に生まれてきたとしても、
その生まれてきた当事者として、
こんな思いをするのは、
もう本当にコリゴリなのだ。
本当に勘弁してほしいと
思っているのである。

本当ならば、
過去世の悪い因縁を、
今この世の苦しみとして消して頂き、
神様の分け命を本体とする、
神様の子供として、
霊魂魄の汚れを落として、
立派に磨いて頂ける、
自分は肉体を持ちなからも、
神性をあらわす
立派な肉体人間になるように、
輪廻転生を通して成長させて頂ける、
妙好人の宇右衛門さんのように、
何とありがたいことか、
と神様に感謝しなければ
ならないのかもしれないが、
私は、到底、こんな立派で素晴らしい
人格者になることは出来ない。

だから、来世以降のことは、
まったく予測不能だが、
少なくとも、意思を持つ肉体人間として、
この世に生を受けるならば、
二度とこんな思いをさせられる人生は
送りたくない。

過去世の記憶を消されて、
あたかも別人のように
この世に肉体人間として生を受けたとしても、
こんな思いをさせられるのは
絶対に嫌だ。
それだけは、今生だけで、
嫌というほどに思い知らされてきた。

だから、
私のブログを読む可能性のある方々に、
心の片隅に、
こうした輪廻転生の仕組みを、
とどめておいて頂きたいのだ。

論破などといい気になっている
論駁大好き人間や
ただメチャクチャに男に
噛みつくことしかしない
ツイフェミさんという、
こうした仕組みを
まったく知らないであろう、
または、
仕組みを聞き及んでいても、
バカにして、
歯牙にもかけないような、
真善美に悖る想いと行いの
業想念の渦に、
飲み込まれている
真っ只中の人達にさえも、
本当は霊性に目覚めてほしいのですよ。

しかし、
こうした人達には、
外部から何を言っても
まったくの無駄にしかならないので、
そうした因縁を解消するためには、
外部から祈りの光を届ける、
彼の人達の天命がまっとうされるように、
という形で、
陰ながら、祈って差し上げるしか、
最善の道はない。

議論をやり合ったところで、
業想念を増やすだけで、
各々の輪廻転生を通した各人生に、
何一つ良いことをもたらすことはない
からである。

論破などでいい気になっているなど、
霊的な視点からすれば
能天気としか
言いようがないのである。

真善美に悖る想いと行いの業想念は、
すべて世を隔てて自分に返る。
来世以降のいつの世かに、
まったく身に覚えがない苦しみに呻吟しても、
あくまでも自分の責任なのだ。

自分の責任なのだよ。

彼の人達(論駁人間さんやツイフェミさん)に
「勝手にやってろ」
と突き放すのは簡単だが、
これでは業想念になり、
神様の愛に悖(もと)ってしまう。

かといって、
こうした人達に少しでもかかわれば、
かかわる人達はすべて何らかの形で、
真善美に悖る想いと行いの、
業想念の渦に巻き込まれ、
何らかのよからぬ負の因縁、
を必ず積むことになってしまうのだ。

霊性や輪廻転生の仕組みを知った者としては、
やはり、
祈って差し上げる他に選択肢はない。

そして、どうしても、
祈って差し上げることが出来ないならば、
ただ、各自で普段から、
世界平和の祈りをしているより、
他はない。

祈って差し上げることも出来ない、
世界平和の祈りも出来ない、
唯物論しか認めない人ならば、
とにかく、
さわらぬ神に祟りなし、で
ひたすら敬遠するしかないけどね。

なぜならば、
彼の人達にかかわれば、
自らの想いに悪影響を及ぼすことが必定で、
これはすなわち、
自らの今生から来世以降に向けての、
因縁因果を悪くすることに、
他ならないからだ。

ちょっと、功利主義的かな?

でも、唯物論ならこれが一番だよ。
人類全体の霊性の水準を、
下げるよりは、
上げるに越したことはないのだから。

彼の人達に一切かかわらないことで、
人類全体の霊性の水準を下げずに済む。
上げるまではいかないまでも、
消極的ながら人類全体の霊性の水準の維持に貢献できる。

もちろん、
祈りをして差し上げることや、
各自で世界平和の祈りをすること、
の方が
ずっといいことにはなるけどね。

そして、何よりも、
皆さんにできる限り、
あまり辛酸を嘗めずに、
できる限り、不幸や災難を少なく、
この世が不平等や不均衡に満ちた状態から脱皮して、
平穏な世が訪れてほしいと、
この世の片隅で、
ささやかながら、
願っているのですよ。

おこがましいのは、
重々承知の上で、
もうこうした思いをする人が
あまり出てほしくない、
少しでも、
不幸や災難といった傷が少なく、
平穏な世が来ることを願っているのです。