128_ふと

ふと思い出したこと。

マッチングアプリで、いかに見目麗しいお相手をゲットするか、そして、そうではないお相手を避けるか、というお話。

何か一つ肝心なことを、お忘れではないでしょうか。

それは。

そのように望んでいるあなたご自身はどうなのか、ということ。

あなたご自身の容姿やその他の魅力は、この際問わないのでしょうか。

あなたご自身の磨き込み(?)はそこそこに、とにかく、まずは、見目麗しいお相手のゲットだ、という感じでしょうか。

お相手のある事柄は、すべからく、自分もまたお相手から評価される宿命を背負っている(?)ということでもあります。

それなのに、ネットでも、そうしたことはすっ飛ばして、その本質にはほとんど触れていないかのようなお話が多いようですね。

自分はお相手に果たして何を提供できるのか。

限られた、はかない人生をいかにありがたく生きていくか、というよりは、さしずめ、人様を押し退けてでも、自分さえ甘い汁を吸えれば、他の方はどうでもいい(?)という感じでしょうか。

でも、お相手となる可能性がある方々も、同じように考え、策を巡らせれば、どのようなことになるのでしょうか。

最悪の場合には、キツネとタヌキの化かし合いになりはしないでしょうか。

あなたは何をお望みなのでしょうか。

お付き合い。

それとも、一時の刹那的な恋愛や刹那。(*)

はたまた、結婚。

かなりの労力とお金と時間を割くことになってしまいますが、その真の目的は何なのでしょうか。

私達は一体何をしているのでしょうか。

ふと、そんなことを思い出しました。

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(*)ここでの刹那の意味するところは、さしづめ、主として異性とのセックスによる刹那主義や刹那的な肉体的な充足感を求めて得ることのできる、自分勝手な快楽をきわめることになります。