181_謙虚

今回も、引き寄せとは別の話。

他のところに書き足したものが、かなり長くなったので、ここにも引用しておく(改変あり)。

(前略)

・・・大体、世の中の一般的なモテ男達には、謙虚さというものが決定的に足りないよな(例外がないとは言わない)。

謙虚さたって、女性やその周辺、そして、女性にモテるためのうわべだけのペラッペラの謙虚さのことじゃないぜ。

その場しのぎ(?)やご都合主義の付け焼き刃の謙虚さでもなく、かといって俺のようなビクビクした臆病さからくる謙虚さでもない。

女性を攻略しようと周辺から攻めるつもりで、
「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」
ばりに、女性の周辺の家族や友人から大事にしようなんて序の口だよ。

まだまだ浅い。

そもそも、こんなのは目的が功利的で、動機が不純だからダメだ(笑)。

行為自体に部分的に真理が含まれていても、肝心要の元となる想いが、あくまでも女性獲得にあるからだ。

不完全(不健全?)もいいところ。

そうではなくて、目指すべきは、ちょっとやそっとの感情では決して揺らぐことのない、地に足のついた謙虚さのことだよ。

女性獲得みたいな功利的=不純(?)な根本動機は度外視して、万人、極端に言えば、自分にとって嫌な人間(=過去世の悪い因縁を果たすために今生で巡り会った自分にとってはつらく厳しい相手)に対してさえも通用する謙虚さでなければダメだ。

つまり、老若男女、あらゆる人の中に、神性があることを見いだし、これを根本に据えた、他人を敬い、尽くすための謙虚さのことだ。

いわば、霊性の開発を伴ってこそ、そなわってくる謙虚さだ。

チャラチャラして、モテることを主眼に据えた軽佻浮薄な謙虚さとは訳が違うんだ。

だから、軽いモテ男やチャラチャラしたモテ男は、表向きはさも謙虚そうに見せかけていても、モテに関係しない時の実際の態度や行動があからさまに違う。

チヤホヤされると、すぐにつけ上がって傲慢になりがち。

モテたら、ほどほど(?)で手を打ちゃあいいのに、もっともっとで女を求める欲望に際限がない男が多いんだからさ。

こんなうわべだけの見せかけのような薄っぺらい謙虚さが、本当の人としてふさわしい謙虚さ、神性にもとづく謙虚さと言えるのかい?

だって、過去の歴史上の人物を例に見るまでもなく、現代でさえも、容姿にあぐらをかいたイケメン達然り、財力や権力にあぐらをかいた男達然り、なんだからさ。

転輪聖王ってのは、歴史上の天然記念物に過ぎないのかよ、と言いたくなるくらいだよ。

この一事からしても、こうしたモテ男達は、いかに霊性の開発に遠いか、の証左みたいなもんだよね。

話がそれた。

確か(うろ覚えで自信がない)、

「人の恋路を邪魔する奴は、豆腐の角に頭を打って死んでしまえ」

みたいな言葉もあるんだぜ(まあ、豆腐の角に頭を打ちつけても死ぬことは絶対にあり得ないから、要は「せっかくの人様の恋愛の邪魔をするような無粋な真似はするな、黙ってほほえましく見守ってやれ」くらいの意味なのかな?)。

モテる人間(= A 2 のこと)は、そんなに欲張るんじゃないの!

わかった?

なお。

俺はゴブチのような傲慢・侮蔑・嘲笑のような想いが込められた言動を決してしないように、皆様に何度も注意を促してきたつもりだが、今回の (笑) は嘲笑には当たらない(=苦笑いといった感じかな)ので使っている。

(笑) は一般的には嘲笑などの意味合いで使われることが多いから、そうした使い方は絶対にしないように、ブログを書く場合にももちろん気をつけている。