069_話10(ルッキズム)

話は変わるが、ルッキズムだ。

勝手な暴論を書くがお許し頂きたい。

実にくだらないな。

ルッキズム

美しければ、それですべて万々歳。

見栄え最高。

生涯年収が多い?

美しければ、すべて順風満帆うまく行くなんて世の中甘くないよ。

特に女性は、美しければ美しいほど、警戒心が必要になる。

ある程度の社会的な地位に守られていて、身の安全が確保できるような人ならいいのだが、そうでない一般人は、それなりに注意深く生きないと様々な危険があるからだ。

残念だが、世の中はおとなしくて人のいい男性ばかりとは限らない。

これは調べればわかるよ。

因縁因果的に言えば、この世に生まれてきて、何か一部分の突出した長所や美点があったとしても、それがすべてではないということ。

いわば、他の負の部分との抱き合わせがあるからこそ、この世での部分的な矯正が必要となり、だからこそ、修行としてこの世に生まれてくる訳で。

本当に容貌的に、人格的に、能力的にすべて完璧だったら、もう輪廻転生はすでに卒業しているか、最終的な仕上げとして、お釈迦さんのように人々を導くために生まれてくるような場合しかないんじゃないの?

だから、この世に生まれてくる時点で、容貌の優れた人で、すべてにおいて優れている(生まれつき)超絶完璧な人は、まずはいないんですよ。

よしんばいたとしても、過去世において様々な面で人々に尽くしたような、きわめて類いまれな存在か、お釈迦さんのような指導的な立場となるべくして生まれてくる特別な人ぐらいしかいない、と考えられるんですよ。

だから、容貌の優れた人=あらゆる面で万能、と決めつけるのは、話を短絡的にし過ぎた決めつけになってしまうんですよ。

要するに、そうした容貌とその個人が持ち合わせている素養の比例の程度は、あくまでも傾向程度、ということです。

しかし、実生活上において注意すべきこれほどまでに大事なことを抜かして(=美人は安全でいいことばかりで、負の側面はまったくないと暗黙に仮定して)、ああだこうだと決めつけ議論(?)をしているのを見ると、軽薄・軽率の謗(そし)りを免れない、と言わざるを得ないな。

能天気に、しかも空理空論にうつつを抜かしている、と。

あまりにも軽率過ぎるよ。

本当に自分が美しい(それもかなりの)と自覚のある女性なら、私が何をいわんとしているのかは、十分わかっているはずだ。

まあ、真にこうした人の立場にならないと、それ以外の一般的な人達には、なかなかわからないことなのかもしれないが・・・。

とにかく。

だから、美しい容姿を持つ女性は、一般的な女性に比べて、より一層、身の安全に気を配る必要がある。

本当は、世界平和の祈りと守護霊さんと守護神さんへの感謝行をしてほしいんだけどね。

過去世の因縁の清算で、今生やむを得ずあらわれてくる悪い因果を少しでも緩和する、あるいは、少しでも免除して頂くためにも。

唯物論でいくら対策を講じても、過去世からの因縁であらかじめ決まっているものは防ぎようがない。

だから、祈りと感謝行をして頂きたいのですよ。

美しいということは、周囲の目を引きつけやすく、それだけ目立つということ。

元々、私達は誰しもが神体の映し身として、美しかったのだから、男女ともに美しい容姿を好ましく思うのは、当たり前だからだ。

巨乳もそう。

若いうちに、巨乳、巨乳と男性はチヤホヤするが、私はやめた方がいいと思う。

確かにご本人は、優越感に浸れることもあるのだろう。

しかし、人間は若い時ばかりではないんですよ。

健康でいられる時ばかりではないんです。

巨乳の人は、乳房特有の病気になった場合はどうなるか、そして、巨乳で年齢を重ねた場合はどうなるか、まで考える男性はまずいませんよね。

私は、その 2 つのケースをよく知っているんですよ。

だから、やたらに、巨乳、巨乳、ともてはやすのは、無責任のような気さえするんですよ。

それに若い時にも、巨乳の人にはそれなりに、人知れずの苦労があるらしいですよ。

10 代後半から30 代前半(?)くらいまでしかもてはやされないかのように見える巨乳。

仮に、そうだとすれば、巨乳をもてはやされる期間は短い。

グラビアアイドルの旬と思われる時期が短いと思われるように。

もてはやすなら、その女性の一生涯にわたってもてはやしなさいよ(これは世の男性に向けて言っている)。

顔、スタイル、巨乳。

過去世の因縁が悪かったら、こうした条件をそなえていても、決して安心はできないんですよ。

残念ながら。

ルッキズムは、因縁因果からすれば、表層をなぞる話題づくりの唯物論にしか過ぎない面があることを、よくよく踏まえておくべきでしょうね。