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私事で恐縮だが、自分は男としては、化粧っ気も洒落っ気も、まったくない。

化粧も服装にも興味がなく、お洒落をすることもない、というか、そもそも、お洒落そのものが、幼少時から大嫌いだった。

テレビでたくさんの化粧を施した女優さんを見ても、見た目の良さは別にして、何でこんなことをしなければならないのだろう?と化粧で強調された目のまわりや唇まわりに子供心にかなりの違和感を感じたことを覚えている。

だから、子供心にも、お洒落が好きな女性心理が、まったくもって理解できなかった。

ネックレスやピアスや指輪といった類いのアクセサリーやジュエリー(宝飾品)にも、まったく興味がわかない。

これは、質実剛健というのではなくて、そもそも、あらかじめ具わったものに、後からあれやこれやと手を加えたり、いじったり、着飾ったりすることに興味が感じられなかっただけでなく、それ自体が、何となく好きにはなれなかったから。

こんな感じなので、気をつけているのは、人様(ひとさま。他人の敬称)を不快にさせることがないよう、最低限の清潔感を保つことくらい。

それもある程度長じてから、すなわち、人様に対して不快感を抱かせない清潔感を保つことは、やむを得ない最低限のマナーとして必要になるんだな、と後天的にわかるようになってから。

そうした人間なので、人様のことに対して、とやかく言えた分際ではないのだが・・・。

まあ、ブログなので、個人的な勝手な感想を書かせてもらう。

女性を見て感じたことなんだけどね。

女性は恋をした時に、自分を良く見せて変わろうと(=かわいい、あるいは、美しく見せようと)化粧をするように見える(別の言い方をすると、気合いを入れてきたな、と一見してわかる)(*)。

ただ、人によって、恋愛の経験値の差なのか、それとも、個人的なセンスの問題なのか、明らかに化粧の上手い人と、お世辞にも化粧が上手いとはいえない人がいるね。

おっ、この人の化粧は割合によく決まっているな、良くできているな、と思える人と、そうでない人がいる。

そうでない人は、こういっては申し訳ないのだが、何だか的外れでおかしな化粧をして、却って元々の素材の良さが損なわれているんじゃないか、ちょっとセンスがないんじゃないか、という感じなのだ。

あれでは、せっかくの若さからくる、素材の良ささえ生かせていないなあ、と。

あれは、センスの問題なのかな、それとも、恋愛経験値の問題なのかな、それとも、両方なのかな、はたまた、何か他に原因があるのかな?

人には、実際に接してみなければわからない様々な能力や個性の著しい違いがあるから、それも確実に反映されているんだろうな。

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(*)女性は恋をすると、自ずと外見を変えずにはいられなくなる、すなわち、好きな男ができたら、雰囲気(オーラ)も含め立ち居振舞いや表情に、明らかに見た目が変わる傾向が見てとれる、ということ。